夢と仕事の使い分け｜私が音楽を夢として続けている理由｜vol.589

積乱雲が現れ
夏のアスファルトの匂いが
ツンとしてきました

大分市は祭り真っ最中

猛暑絶好調でございます

そういえば
8月の末に
久しぶりにライブをすることになりました

ルーシー&バンバンビガロです

このバンドは
かれこれ34年目を迎えます

70年代80年代の
ロックをやっているバンドです

今回は私が
面倒くさがらずに

いまだにバンドをやっている理由と
バンドの気持ちよさを
お話しさせていただきます

▼久保田のプロフィール
https://blog.rocks-c.com/2023/01/04/satoshiani/

バンドマンにしかない不思議な感覚が楽しい

私は15歳の時から
独学でピアノを弾いております

きっかけは
ポールマッカトニーです

彼はなんでも楽器が出来て
曲作りにピアノを用いることからの
憧れからでした

つまりバンド内では私は
キーボードを担当しております

「家にピアノがある生活って憧れますね〜〜〜」

と知人からよく言われますが

家には鍵盤類が今はありません

40年もバンドに携わってくると
プライベートで
ほとんどピアノを触る事もありません

今更ですがそんなに上達する気もなく

本番前のリハーサルで仕上げるだけの
エセ・バンドマンです

「昔からやってたんですか？よく譜面もなくキーボードなんて弾けますね」

これもよく言われる言葉ですが
そんな特殊なことではありません

まぁロックやってる人の
ほとんどはそうでしょうが

ロックに譜面なんてありません

なんとなくの感覚で弾けるもんです

私の頭の中の話

実際弾いている時は
頭の中でオンタイムでの
少し先を考えています

つまり頭の中は
手の動きとは別のことを考えています

実際に0.5秒先の時もあれば
16小節以上先のことを考える時もあります

その曲のキーさえ理解して
「せーの」で弾きはじめれれば
後は何とかなるものです

そして曲の半分以上は
想定しているものと異なり

結構なアドリブで
自然に弾いていることが多いようです

「ジャズと同じ感覚ですか？」

と聞かれますが

ジャズとはまた違う感覚です

ロックはロックで
お決まりな空間があり

メンバー全員が同じ感覚を持てば
曲が最後まで自然に完奏してしまいます

バンドの誰かが
仕掛けてくれて

それに気づいた人間が
その先を開拓していきます

ですので
弾いていると言うよりは

弾かされれてる感覚があるのも
音楽の面白いところです

私が音楽を夢として続けている理由

特に自慢できることでもありませんが

ダラダラやるのは
仕事にしたくないからです

私の周りには
「夢」と「仕事」があります

夢とは自分のためにやること
仕事は社会のために役立つこと

だから
夢の中でやるのが音楽です

自分がやりたいことを
自分のタイミングで
最高に気持ちよくやるのが

私の音楽への接し方

CDを出版したり
プロモーションムービーを作ったり
ライブをやったりするのは

自分たちのタイミングで
気持ちよくやりたいものです

今回のルーシー＆バンバンビガロの
ライブはそんな久保田の
最後の夢になるかもしれません

夢が多すぎて
音楽に気が回るのは
今回が最後になるかもしれないからです

だとしても
いい加減な姿を見せるわけにはいきません

平均年齢６０歳を超える
メンバーのパワーを

必ず持って帰っていただきます

Vo.ルーシー
Gt.高本カツヤ
Dr.大野マン
Ba.沖田アックン
Sax&Cho.大野アサム
Key.久保田サトシ

あなたにお会いできるのを
楽しみにしています

 

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