先日NHKのテレビ番組で
「大林宣彦〜最後の講義」
と言う番組を見ました
もし人生の最後なら
どんなメッセージを残すのか
映画作家、大林宣彦さん
ガンで余命宣告を受けた後も
８０代で映画作りを続け
2020年にお亡くなりになった
自称：映画作家の方です
映画監督ではなく
自身を映画作家と称する大林監督
彼が語ったことを
テレビ越に見て感じたことを
今回はお話しします
クボタサトシ
筆者は大分県大分市で
IT集客業をやっています
久保田サトシ と言います
本ブログは難しいとされるITの世界を少しでもわかりやすくお伝えし便利で豊かなデジタルの世界を知っていただくために毎日欠かさず書いています
なるべく「ひらがな」で解説いたしますがITと関連のない個人的なブログもありますのでたまたまの場合はご容赦ください
それでは今日の話も
最後までよろしくお願いいたします
▼久保田のプロフィール
https://blog.rocks-c.com/2023/01/04/satoshiani/
大林宣彦
いくら私でも
大林監督が広島県尾道市出身
だと言うことぐらいは知っています
世にいう大林・尾道三部作
転校生（1982年）
時をかける少女（1983年）
さびしんぼう（1985年）
ど真ん中年代の私は
全部のストーリーに感銘を受け
映画館に通いました
富田靖子さんのファンでも
ありましたし
大林監督が送る
その映画の真のメッセージが
思春期だった私に
不思議な気持ちに
させてくれたのです
いまさら
55歳のおっさんが語るには
あまりにもシュールな
話ですが……
大林宣彦〜最後の講義
本番組は早稲田大学の講堂で
人生映画に関わっていきたいと
願っている若者の前で
大林監督が３時間を超える
講義を行なった模様を収録し
お亡くなりになった数日後に
放送されたものです
私は再放送を見ました
杖をつき
よろよろした足取りで
拍手の中会場入りした監督
決して多くない傍聴者
真剣な話が始まります
この日は若者に向けて
自分のメッセージを託していきます
もともと表情柔らかな大林監督ですが
特にやさしい目で
自分の人生観や
哲学をお話しされました
中でも何回も発言するキーワードが
あります
それは「フィロソフィー」という言葉
「映画はフィロソフィー（哲学）である」
と語られます
自分自身の理念＝哲学
終戦を小学生で迎えた
大林監督のフィロソフィーは
戦争の意味なきことを伝え
戦争のない世界を後世へ
つまり
映画自身がフィロソフィーであり
大林映画の根底には
全て戦争の無念さが込められています
つまり
自分自身がこの世に命を受けて
生き続ける「意味」はなんなのか？
自分の理念を果たすために
どの表現方法（仕事）を選ぶのか？
それが
大林監督にとっては映画で
政治ではないということです
私自身に置き換えてみると
会社の経営理念はあるものの
自分自身の理念は
明確になっていないのが
わかり
真に考えてみようと
感じさせられました
私のフィロソフィーはなんなのか？
ここが自分の人生の
起点となっているはずです
フィロソフィーは
自身の過去の経験から生まれ
表現方法よりも
必ず前にあるもの
根底にある哲学・理念です
表現方法を先に考える現代
フィロソフィーのない人は
すぐわかります！
『あーこの人表現方法や手法を先に考えて
フィロソフィーは後付けだな….』
人間としての
薄さがバレてしまいます
それでは
世の中を変えることはできません
自分の理想を
果たすことができません
全ては
哲学・理念が先に来て
手法は後でなければならないからです
ではもう一回問ってみます
私のフィロソフィーはなんなのか？
私のような凡人には
まだうまく言葉にできません
あえて言葉にするならば
私に関わる全ての人を幸せにする
とキザな言葉になるでしょうか
家族
会社のスタッフ
頼られているお客様
お付き合いパートナー
友人・知人・ファン
関わりある
全ての方々が笑顔で幸せで
いられるように
私の使命はいまのところ
言葉で表せば上記のようになります
そのために選んだ表現手法が
ITや音楽であるのは間違いありません
今回の番組を通じ
もっともっと修行をし
経験を積み
自分のフィロソフィーを極めていきたいと
思いました
あなたにとっての
フィロソフィーはなんですか？
今回のブログは
この辺で失礼します
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