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【NPO】ビジネスにも必要な哲学【相利〜そうり】の考えとは?|vol.450

ぶっ飛んだ世間話

今回は
関係者の相利について
お話しします

私は
認定NPO法人
地域の宝育成支援センター
という
NPO法人の事務局をやっています

・こども屋台選手権
・学びの杜(無料塾)
・高卒認定サポート
・おおいた多様な学び場ネットワーク

などの事業を
多くの支援者の皆様と
活動を共にしています


今回はNPOのセミナーで学んだ
ビジネスにも役立つ
ビジネスマネジメントの経験を
お話しさせていただきます


筆者
筆者
クボタサトシ

筆者は大分県大分市で

IT集客業をやっています

久保田サトシ と言います

 

本ブログは難しいとされるITの世界を少しでもわかりやすくお伝えし便利で豊かなデジタルの世界を知っていただくために毎日欠かさず書いています

 

なるべく「ひらがな」で解説いたしますがITと関連のない個人的なブログもありますのでたまたまの場合はご容赦ください

 

それでは今日の話も
最後までよろしくお願いいたします

▼久保田のプロフィール
https://blog.rocks-c.com/2023/01/04/satoshiani/





協力のテクノロジー|松原明先生

先日NPO関連のセミナーを
受ける機会がありました

正直この手のセミナーは
アタリ・ハズレが多く
期待はしていませんでしたが

見事に面白く
大変勉強になる1時間でした

講師の先生は
松原明さん

松原明氏=日本の市民活動家、プラグマティスト、政策アクティビスト、猫愛好家。特定非営利活動法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会創業者
webより転載

NPO・企業・地域・行政の
協働を進めるポイントとは?
というお題です

大阪生まれの松原先生は
猫好きで有名だそうで

資料の全てにネコちゃんの
イラストが入っていました

そして今日のお題の
「関係者の相利(そうり)
の話が耳に飛び込んでくるわけです



まずはNPOとは?私なりの説明を書きます

NPO
とよくお聞きになると思いますが

NPOとは
非営利での社会貢献活動や
慈善活動を行う市民団体のことです

法人格を持って活動しているのが
NPO法人となります

私なりの解釈で表現すると

「行政や企業で解決できない
隙間の社会問題の解決を目指す団体」

となります

企業が取り組むには儲からない

行政が取り組むには細かすぎる

そんな世間の隙間の問題を
できる人たちが協力し合って
より良い社会を作る活動となります


NPO団体の熱量が「空振り」するわけ

過去の自分を振り返り

NPO活動をやっている方に
多くみられる現象があります

それは
熱量が多すぎて
他の協力を得られないケースです

自画自賛な考えや
世間知らずな考えが多く

自分達を中心に活動の根幹を
考える自己中的な思想です

これらは言い換えれば
「信念」ともいえますので

NPOの活動には
欠かせないものかもしれません

しかし時としてそれらは
「空振り」をする場合があります

例えばNPOが
行政に協力を仰ぐために
お願いに行くことがあるとします

会話を聞いていると
一方的に自分達の活動の優位性ばかり
訴える方が多いような気がします

「こんなにいいことをしているんだから
実行するためにお金を出してください」

「私たちの活動で救われる方がいますので
こだわりを理解してください

視点の中心が自分達の団体にあるので
話がまとまりません


「共同」ではなく「協働」の考え

二つの「きょうどう」には違いがあります

共同とは
二人以上の者がいっしょに
事を行なうこと

協働とは
共通の目的を達成するために
関係者がお互いの特性を認識・尊重し合い
対等な立場で共通する領域の
課題の解決に向けて協力・協調する関係

NPOは「協働」の考えが必要です

地域・行政・企業と
協働できる関係を作ることが
大事になってきます



松原先生の教え

冒頭でご紹介したセミナー講師の
松原先生は

これらを「相利(そうり)」という言葉で
解決を考えさせてくれました

相利=お互いのメリットです

NPOの事業それぞれに対し
・行政のメリットは?
・自治会のメリットは?
・協力企業のメリットは?
など

関係者の相利をはかる
マネジメント
の方法論です

事例:地域猫活動の事例

地域猫活動というのをご存知でしょうか?
いわゆる「野良猫」対策です

住民や自治体などへの問題点はこうでした

地域猫活動の事例:松原先生のセミナー資料より
松原先生の資料より

上記を見れば一目瞭然

・猫が好きな人
・猫嫌いな人
・両者の板挟みに合っている人
・問題を抱える自治体や保健所

が噛み合っていません

それらの方々の「利益」を考え
仕組み化したのが「地域猫活動」です

地域猫活動の事例:松原先生のセミナー資料より
松原先生の資料より



これらを鑑み
NPOも含めた
「課題」「目的」「役割」「相利」
をまとめた「相利評価表」がこちら

地域猫活動の事例:松原先生のセミナー資料より
松原先生の資料より

そしてこうなりました

地域猫活動の事例:松原先生のセミナー資料より
松原先生の資料より

つまりお互いの利益を仕組み化すると
不可能が可能になるという事例です

ブログでは言葉足らずで
伝わりにくいのですが

反発し合った方々が
「協働」の方向でまとまったのです

我々商売人にも
三方よし
という言葉があるように

みんな良くなる方法論を
学びました

松原先生の著書「協力のテクノロジー」

アマゾン:松原明氏著書「協力のテクノロジー」販売サイト

ビジネスにも役立つ
これらの考えが一冊の本になっています

即買いして
今読んでいますが

ブレイクスルーな脳みそに
喝を入れていただいています

みなさんも
NPOだけに関わらず
是非ビジネス本として
お手におとりください

それでは今日はこの辺で


 

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