悪ふざけ犯罪を制止できる自分の心があやうい｜道徳教育がなくなった日本人｜SNSのせいじゃない｜vol.421

最近よくニュースになっている
悪ふざけ犯罪

SNSで拡散することで
SNS文化のせいにされていますが

そもそも道徳心の問題だと思います

今回は道徳教育のない日本について
いち大人としての考えを書きます

▼久保田のプロフィール
https://blog.rocks-c.com/2023/01/04/satoshiani/

そのまえに昨晩の話

昨晩私が所属する
大分県中小企業家同友会の
委員会が開催されました

会議はさまざまな理由により
ハイブリット開催です

ハイブリット開催とは
リアルな集まりと
zoomでのバーチャルな集まりを
同時に開催する会議のこと

つまり会議会場へ
リアルに集まることを希望する人と

会議会場とzoomで繋ぎ
ネットでの参加希望者が

会議を行うことができます

つまり遠方から来れない人
移動時間等時間の都合が合いにくい人
など

さまざまな理由で参加できなかった人も
参加が可能になるため

会議への出席率が格段にアップします

会社の会議とは違い
言い訳をすればすぐ欠席になりそうな
異業種交流会の会議が

ハイブリット開催にすることで
多くの参加者を得ることができるわけです

もちろんリアル会議会場で
会議に参加する方が楽しいのはわかっていますが

どうしてもの場合
オンラインで参加ができるので

とても気軽な感じがします

そして打ち上げ懇親会も
久しぶりに行われ

酒を酌み交わすことで
より親密な関係ができるのも
久しぶりでした

中でも還暦を迎えられた会員さんがいて
特別なケーキでお祝いをしたのでした

友情とはこんな時に感じるものです

最近の非常識についての違和感

最近SNSを利用した
問題な事件が多く耳にします

回転寿司チェーンの湯呑みや醤油を
舐めまわしSNSで発信する

一見異常かと思いますが
この手の事件は多く存在します

いわゆる悪ふざけ動画

いずれもSNSで拡散することを目的に
とんでもない行動を撮影しています

YouTubeなどの
SNS動画サイトが登場してからの
社会問題です

道徳心が変わってきているのでしょうか

道徳教育

私も小学生の頃
道徳という授業がありました

へんなビデオを見せられたり

なんだかわからない良心について
みんなで話をしたり

当時の道徳の時間が
子供の私には必要なことなのか？
ずっと疑問に思っていました

しかし2010年代に入り
日本の教育は
この道徳の時間を減らしていきます

そうするといじめが増え
青少年犯罪が増えてくることで

また道徳教育を見直しているそうです

人種ではなく、そもそも持ち合わせた道徳心

人はそもそも
思いやりを持った生き物だと思っています

先日トルコで起こった大地震

さまざまな動画が
SNSに投稿されていますが
助け合いの動画をよく見ます

苦しんでいる人を見れば
人々は助け合います

苦しい時でも
自然と食べ物を分かち合います

死にそうな子供がいれば
我が子のようにサポートをします

私は日本人だけが
道徳教育で美しい心を持ち合わせているのかと
思っていましたが

そうではありません

人間はそもそも
共助の心を持ち合わせた生き物なのです

共助

しかしその心が
何かによって少しだけ間違った方向へ
動いていくことがあります

「出来心」のようなもので
「これぐらいは許されるだろう」
と思ってしまう瞬間です

そんな時に
出来心を静止できるのは
自分自身の心

「やっぱりこんなことはやってはいけない」

と道徳心を正してくれる心は
自分自身の中にあります

その自分の心を教育してくれるのが
道徳教育であると思っています

つまり
道徳教育の薄れた日本で

悪ふざけが横行するということを
日本の教育機関は
しっかりと反省しなければなりません

悪ふざけをした張本人も
心の根底には

「やってはいけない行為」

ということがわかっているはずです

そこに
ストップをかけることができる
自分の心の教育が足らないのでしょう

SNSは特に
周囲の反応が見えるため

自分の行為自体に世間が注目していると
勘違いをしてしまいがちです

被害側の気持ちをちゃんと考え
自分の心を正しいものにする

道徳教育の大切さを
とても感じる事件となりました

 

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