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今日のお話は
ホームページに設けている
お問い合わせや
資料請求が
なぜ取れなくなったのか?
というお話です
お問い合わせフォームを
設けているのに
「アクセスはあるのに問い合わせが来ない」
と最近嘆く方が多い!
むかしむかしは
ホームページを公開さえすれば
自然とご相談や
資料請求が届いていたのに。。。
果たして、ユーザーの
関心が薄れたのでしょうか?
もちろん
そうではありません
問題の本質は
「心理的ハードル」にあります
「なぜWebからのお問い合わせが減ったのか」
そして
「これからのホームページはAIが接客する時代になる」
この2つを軸に
“フォーム離脱”の背景と
これからのWeb体験の
あり方を考えていきたいと思います
第1章 なぜお問い合わせが減ったのか
ホームページ制作に携わり
かれこれ30年
私が最近思う
「ホームページ信用ね〜」の心
15〜20年前
ホームページが
「企業の顔」として普及し始めた頃は
問い合わせフォームは
「便利な連絡手段」として
機能していました
しかし今は違います

アクセス解析を見ても
ページの閲覧数はあっても
「フォーム入力」や
「送信」まで至らない
ケースが激増しています
原因は何でしょうか???
それは
関心がなくなったのではなく
ホームページの
「上から目線」に
気づき始めたのです
たとえば
多くのフォームでは
名前・住所・電話番号・メールアドレスなど
複数の個人情報の
入力を求めます
ユーザーは
まだ商品やサービスを
「比較検討している段階」です

つまり
「ちょっと聞いてみたい」
だけなのに
まるで
「取引を申し込みたい」
レベルの情報を求められる。。。
そんなのなしでしょ。。。
「教えてもらうには、まず個人情報を出せ」
って言ってるようなものですわ〜
それだけホームページとは
そもそも
顧客に対し上から目線な
ツールだったんです。。。
第2章 リアル店舗に置き換えると見えてくる違和感
この構造を
リアル店舗に
置き換えて考えてみましょう
あなたが
アパレルショップに入って

「黄色い服ありますか?」
と店員さんに聞いたとします
そのとき店員が
こう答えたらどうでしょう?

お教えしますが
その前に
お名前とご住所
電話番号をお願いします

あんん?????
喧嘩売っとんか??
おそらくその場を
すぐ離れたくなるでしょう
ホームページも
まったく同じです!
「問い合わせフォーム」は
“会話の入り口”であるべきなのに
“営業準備の書類”の
ようになってしまっています
ユーザーは
「買う前の情報収集」を
しているだけで
「営業電話を受けたい」とは
思っていません
さらに
過去に問い合わせをした結果
迷惑メールや
営業電話が増えたという
経験を持つ人も多い。。。
そうした“過去の失敗体験”が
「個人情報を出すこと」への抵抗感を
より強くしているのです
だからこそ
「気軽に質問できる雰囲気」を作ることが
これからのWebには欠かせません

第3章 これからのホームページは「AI接客」が主役に
これからのホームページは
「情報を載せる場所」から
「体験を提供する場所」
に進化します
つまり、
AIが「いらっしゃいませ」と
声をかけるように
訪問者の意図を
くみ取りながら
自然な会話で案内する
仕組みが求められるのです
すでに一部の企業では
AIが質問を聞き取りながら
ユーザーの興味に合わせた
情報を提示したり
カタログを案内したりする
例も出ています
従来の
QAチャットボットのように
「キーワードで返す」だけの
機械的な対応ではなく
“会話の文脈”を
理解するAIが主役になります
この変化は
ホームページ制作の
考え方そのものを変えるでしょう
第4章 ホームページの役割が変わる瞬間
AIが接客の一部を
担うようになると
ホームページの役割も
大きく変化します
これまでは
「資料請求フォーム」や
「お問い合わせフォーム」が
ゴールでした
しかしこれからは
「その場で疑問が解決できる場所」
「体験を共有できる場所」
が目的になります
つまり、ホームページは
“営業の入り口”ではなく、
“会話の場”になるのです

ここで大切なのは
“技術”ではなく
“姿勢”です
AIを使うことが
目的ではなく
「お客様が気持ちよく対話できる仕組みを作る」
ことが
本当のゴールです
第5章 「AI接客時代」に求められるWebの作り方
AIが導入されても
「人の温かさ」は
消えてはいけません
たとえば
質問に対してすぐに
答えるAIがあっても
「安心して聞ける雰囲気」や
「信頼できる語り口」は
人間のデザインによって
決まります
つまり
AIを“機能”ではなく
“接客スタッフ”として
デザインすることが
重要なのです
ユーザーが
「話しかけたくなる」ような雰囲気
それを作るのが
これからのWeb制作です
まとめ:これからの“AIが接客するホームページ”とは
これからのホームページは
「情報を置く場所」ではなく
「体験をつくる場所」になります
AIが自然な会話で案内し
ユーザーが気軽に質問できる
そんな“心理的に
やさしいWeb体験”を提供できる企業こそ
これからの時代に
選ばれていくでしょう
そしてその第一歩は
「お問い合わせフォームの見直し」
から始まります
今日も最後までお読みいただき
感謝いたします
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