先日は
海外ビジネス協議会例会でした
海外ビジネスを勉強する
大分市の協議会で
正式には
「おおいた海外ビジネス協議会」
と言います
私は「会長代行」という
理事職を拝命しています
今日の議題は
今年度の海外ビジネスに関する
補助金情報
・ジェトロ
・大分県
・貿易協会
・信金中央金庫
・中小機構
・そして大分市。。。と
多くの支援機関が
海外ビジネスをサポートするために
補助金メニュー紹介してくれました
類似点はありますが
それぞれ特徴があり
まぁこんなにあるものかと
補助金紹介がっつりの
1時間半でした

海外ビジネスに関心のある方
今、私詳しいですよ。。。😁

クボタサトシ
(このブログの筆者)
(株)ロックス・カンパニー代表取締役
久保田サトシといいます
「地方発の挑戦を世界に届ける」モットーに、広告費に頼らずSNSや様々なツールを駆使し、中小企業の情報発信を支援し、これまで約200社を伴走してきました
本ブログでは「IT・デジタル話」を「ひらがなで解説」しています
どうぞよろしくお願いいたします
▼久保田のプロフィール
https://blog.rocks-c.com/2023/01/04/satoshiani/
海外PRにはSNSと動画
「海外に進出したいんですけど、
何から始めたらいいですか?」
最近、こんな相談を受けることが
多くなりました
海外展開っていうと
代理店を探したり
展示会に出たり
商習慣を勉強したり――
やることは山積みです
ひと昔の海外戦略と変わらない一面もあります
けど最近は
もっとシンプルで
「すぐ」に現地と繋がれる手段があります
SNSと動画です
言葉が通じなくても。。。
その土地の文化を深く知らなくても。。。
「ショート動画」や
「現地目線の発信」で
グッと距離を縮められる
そんな時代に入ってきました😁
今回は
そんな海外ビジネスの新しい入り口
SNSと動画
を使ったデジタル戦略に
ついてのお話です

SNSと動画は「安くて速い」グローバルマーケの入り口
まず初めに理解いただきたいのが
SNSと動画とは
めちゃくちゃコスパがいいってこと
昔ながらの海外展開って言えば
・現地法人を作る
・海外展示会に出展する
・英語版のパンフレットを作る
というように
ある程度の投資と時間が
かかるのが普通でした
しかしパンデミックが
そのルールを変え
世界を狭くしてしまいました
きっかけも
InstagramやTikTokに
動画をアップするだけで
現地の人の目に留まり
興味を持ってもらえる可能性が広がってます
もちろん
ただの宣伝動画ではダメです
現地の「空気感」や
「言葉のニュアンス」
に寄り添う必要があります

しかもSNSの種類も
適材適所です😁
アジアならTikTok
欧米ならInstagram ReelsやLinkedIn
ビジネスにはfacebook。。。
面白いことに
国や地域によって主戦場になる
SNSが異なります
たとえばアジア市場。。。
特に東南アジアなんかは
TikTokが超強いようです
スマホで動画をパッと見て
パッと判断する文化が根付いてます
一方、
欧米圏ではInstagram Reelsの
利用が盛んだったり
BtoB領域だとLinkedIn動画
facebookが根強くあります
ターゲットに合わせたSNS選定
ここがまず第一ステップです
短尺動画で“言葉の壁”を乗り越える
言葉が通じない国でも
動画なら“感覚”で伝えられる
これがいま一番大きな武器です
特にショート動画
(15〜60秒くらい)って
言葉を理解しなくても
「面白い」
「おいしそう」
「カッコいい」って感覚で伝わります
逆に私も海外の動画を
言葉がわからず見ています
これってある意味
万国共通の“共感”ですね
たとえば
製品の使い方を
「動き」で見せるとか。。。
料理のプロセスを
映像で見せるとか。。。
その場の空気感が
ダイレクトに伝わる動画って
めちゃくちゃ強いです
現地のクリエイターとのコラボで“信頼”を得る
ここからは
インフルエンサーマーケティングの
話を少しします
企業PRは
現地のインフルエンサーや
動画クリエイターと
コラボするのも効果的です
彼らは
その土地の文化や
価値観を熟知していますし
何より
その人が発信することで
“信頼性”がプラスされる
日本から来た企業が
「私たちすごいでしょ」って
言うよりも
現地の人が
「この製品いいよ」って
紹介した方が響びきますよね
インフルエンサーの活用も
ぜひ頭に入れておいてください

人気ハッシュタグを調べるクセをつける
SNSのポイントの一つに
ハッシュタグがあります
これむちゃくちゃ大事です
「検索される言葉」をどう選ぶか
たとえばインドなら
「#jugaad(工夫)」
「#indiastartups」
アメリカなら
「#smallbusiness」
「#ecofriendlyproducts」
など
地域特有の
トレンドワードが存在します
日本語でいう
「#コスパ最高」とか
「#ズボラ飯」みたいなノリですね
動画を投稿する前に
現地ユーザーが
どんな言葉を使っているか
リサーチしてみましょう
これから来る!注目すべき動画フォーマット3選

そして今後の注目フォーマットを
3つご紹介します
これむちゃくちゃ大事なんで
ぜひ最後まで読んでくださいなー
私がSNSに対して最新のトレンドとして
意識している項目です!!
① 自動翻訳付き動画
海外向けSNS発信で
ネックになるのが「言語の壁」
でも現代は
自動翻訳機能付きの動画が
その壁をどんどん低くしています
特にInstagram、TikTok、YouTube
などのプラットフォームでは
自動字幕生成&翻訳機能が
急速に進化中です
誰でも手軽に
多言語対応の動画を
投稿できる時代になってきました
たとえばTikTokでは
音声から自動で字幕を作成し
それを複数言語に翻訳する機能が
2024年ごろから登場しています
YouTubeも
音声認識+AI翻訳を組み合わせた
「多言語オーディオトラック」機能を
一部のクリエイターに提供中!
視聴者の設定に応じて
自動で翻訳字幕が表示されることもあります
これにより
英語圏だけでなく、
スペイン語圏・アジア圏など
幅広い層に届く可能性がアップしました!
インバウンド需要や越境EC
観光PRなどでも非常に効果的です!
今後は「リアルタイム翻訳」
「AIボイスで自動吹き替え」なども
一般化すると予測されていて
SNS動画はますます
“世界とつながる”ツールとして
進化していくようです!
② インタラクティブ動画
従来の見るだけの動画から
選ぶ・タップする・参加する動画へと
シフトしているのが大きな特徴です
たとえばInstagramの
ストーリーズにある
「アンケート」や「クイズ」機能
YouTubeの
「エンドカードで選ぶストーリー分岐」
TikTokの
「コメントによる展開投票」など
ユーザーが動画に
“関われる”仕掛けが増えています
これらも広義の
インタラクティブ動画といえます
海外では
ブランドストーリーを
分岐形式で伝えるショート動画や
「どれが好み?」を
選ばせるプロダクト紹介
などが人気です
今後はAIと組み合わせて
視聴者ごとに異なる体験を提供する動画
が登場すると予測されており
SNSとインタラクティブ動画の
融合はますます加速しそうですね


③ 音声検索対応動画
スマートスピーカーや
音声アシスタントの普及により
「音声検索(Voice Search)」は
私たちの生活にすっかりなじみました
SNSの世界でもその影響は
広がっており
今注目されているのが
「音声検索に強い動画コンテンツ」
の作り方です😁
たとえば。。。
YouTubeやInstagramでは
動画タイトルや説明文だけでなく
動画内の音声データが
検索対象として扱われるように
なってきています
つまり
動画内で話されている言葉
(セリフやナレーション)が
検索ワードとして
認識される時代に
突入しているのです
これにより
ユーザーが「〇〇の作り方」や
「□□のレビュー」と声で
検索したとき
音声情報をしっかり含んだ
動画が上位に表示されやすくなります
海外ビジネスにおいては
現地語でのキーワードを
盛り込んだ音声コンテンツが
鍵になります
今後は
音声検索に特化した「話し言葉SEO」や
「トピックごとに区切られた動画チャプター」
などの工夫も重要に。。。
SNSでも
話される情報を意識した
動画づくりが
新しい差別化ポイントに
なりそうです。。。
海外展開の第一歩は「まず現地の声を聞く」ことから
海外ビジネスっていうと
どうしても攻め姿勢を貫きたくなります
けど、SNSの強みって
「現地の人の声を聞ける」って
ところなんですよね
どんな投稿が反応されてるか
どういうコメントが集まってるか
まずはそこを観察するだけでも
戦略は変わってきます
何も
いきなり海外法人作らんでもいいんです
まずは現地のSNSを
見てみてください
リールをひとつ上げて
みてください
コメントを
返してみてください
そこから始まる海外展開も
きっとあるはずです
まずは第一歩へ
インフルエンサー起用が初めての方へ
筆者:久保田サトシが運営している
「宣伝をして欲しい」企業様が
「宣伝できる」インフルエンサーを指名できるサイト
アッセンジャーズをぜひご覧ください!
インフルエンサーマーケティングは
今後確実に伸びていく宣伝方法です
まだまだ馴染みが薄く
イメージできない方が多いともいます
しかもなかなかわかりづらいことが
多いと思いますが
消費者ユーザーは間違いなく
SNSの影響からサービスを手に入れます
全国規模で商売をされている方
インフルエンサーを検討してみてください




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