YouTube作っても再生されない理由は“設定ミス”だった！？｜今日からできるYouTube表示の仕組みと改善策とは？｜vol.930

大分県でIT会社をやっています
久保田サトシです

今日もよろしくお願いいたします

あなたがせっかく作った動画
誰に届いているか
考えたことあるでしょうか😁

「時間かけて作ってますが、再生回数がまわらない…」
ほんとうに
この手の相談をよく受けます

ユーザー目線にあなたが立ち
「何かを知りたい」と思った時

どんなキーワードで検索して
どうやって動画を見つけていますか？

検索されるにはルールがあります
そしてそのルールは時々変わるものの
変わらない「本質」もあります

今回は
そんな「見つけられる動画の作り方」について

中年世代の検索行動をベースに
具体的な対策をお話します

「あなたはどうやって情報を探しているか」。。を思い出す

動画を見つけてもらうには
まず「検索される」必要があります

これはYouTubeに限らず
Googleでも同じです

たとえばこんな場面を想像してください

【例】55歳男性、最近薄毛が気になる…

あなたは55歳の会社員
最近髪の毛の量が気になりはじめ
いろんなシャンプーや
育毛剤を試しましたが効果が感じられない…
「もしかして、洗い方が悪いんじゃ？」と疑問を感じ
詳しく調べてみることにしました


ちょっと例が中年寄りですが

あなたならどう調べますか？？

Googleで検索したらどうなるか？

まずは「50代　薄毛　洗い方」
とGoogleに入力して検索してみます😁

AIの回答の下に出てくるのは
メーカーの公式サイトや広告ばかり…

自分と似たような悩みを
持つ人の体験談とか

専門家のアドバイスを
聞きたかったのに

好みの検索結果が出てきません

「うーん、あんまり役立たんなあ」
と思って検索をやめてしまうかも
しれません

YouTubeで検索してみると？

そこで、同じキーワードで
YouTubeを検索してみました

すると。。。。。

実際に
「50代の男性向けに髪の洗い方を解説」
している動画がいくつも出てくるでは
ありませんか

しかも
どれもリアルな体験談や

専門家の視点で
解説されていてわかりやすい👍

やっと「見たい情報にたどりついた」
気分になりますよね


やっぱりお困りごとは
YouTube検索が的確に検索できそうです

YouTubeで見つけてもらうには？表示の仕組みを知ろう

YouTubeでは動画が
どの順番で表示されるかが
とても重要です

当然上位の方が
クリック率が高く視聴回数も多いのです

では、
どんな仕組みで上に出るか？？？

ここから
YouTubeの評価要素を
少し解説いたします

YouTubeの表示順位に影響する要素

公式サイトに出ている
評価基準はややこしいので
要約すると下記の内容になります

• タイトルに検索キーワードが含まれているか
• 詳細説明文に検索キーワードが含まれているか
• 適切なハッシュタグが含まれているか
• 再生回数
• コメントの数
• 高評価（いいね）の数
• 低評価の数
• サムネイルのデザインとクリック率
• 目次時間の設定（チャプター）
• 字幕の有無
• 終了画面やカードの設定

これらすべてが
総合的に評価され

検索結果の順位が
決まるようになっています

しかもこのルールは
Googleが定期的に変更しているため

一度設定したからといって
永遠に有効というわけではありません！

ご注意を！

それでも「変わらない本質」がある

しかし
いくらルールが変わろうとも
「見つけられる動画」の本質は
変わりません

それがこちらの３つです

① タイトル（最大100文字）に、検索ワードをしっかり入れる

誰に向けた動画か？

これをしっかり定めて

その人が検索しそうなキーワードを
できるだけ自然にタイトルに盛り込みましょう

タイトル例としては
こんな感じです

【薄毛専門の美容師が伝授】50代薄毛で悩んでいる方へ、育毛剤は逆効果！今日からできる髪の毛が確実に増える髪の洗い方お教えします！｜大分市の美容師・久保田サトシ！

これは80文字程度で
「50代」「薄毛」「洗い方」などの
主要キーワードはもちろん

「美容師」「育毛剤」「薄毛専門」
「大分市」といった

ローカル＆専門性を感じる
キーワードも含まれています

しかし60文字までが表記されるため
文頭に大事な文章を集約することも
考えなければなりません

② 説明文はできる限り長く書く（最大5000文字）

意外とみんな忘れがちな
「概要欄」ですが

ここも検索対象として
カウントされる重要な部分です

5000文字まで書けますので
・誰に向けた動画なのか
・どんな内容なのか
・なぜこの動画を撮ったのか
などを丁寧に書いてみましょう

あわせて以下の設定もおすすめです

• 関連URLを貼る（自社HPやLPなど）
• チャプター（目次時間）を設定する
• 適切なハッシュタグを入れる
  

ハッシュタグも有効とされていますが
多くのハッシュタグ（15個以上）は
無効化されるとの情報も出ていますので
お気をつけください

③ サムネイルをデザインする

最後に重要な要素であるのが
「サムネイル（画像）」です

動画の顔ともいえるこの部分が
クリックされるか否かの
最大の決め手になります😁

スマホで見ていても
パッと目に入りやすく

内容がひと目で伝わるような
デザインにすることが大事です！

おすすめは

• 顔写真を大きく入れる
• 見出しは6文字以内、太文字
• 背景と文字にコントラストをつける
  

「誰が、何を、どんな風に話しているのか」が
伝わるデザインを意識してみてください

ターゲット目線を忘れずに

ここまではテクニックの話したが
ここからは考え方・姿勢の話

動画制作40年の私に言わせたら

動画づくりで最も大事なのは
「誰のために作るのか？」という視点

ブログでもSNSでも同じですが

「この映像が誰かの役に立つ！」

という目線が必要です

ぼんやりと不特定多数に向けて
発信しても

結果として誰にも刺さらない
動画になってしまいます

今回の例のように

55歳、最近薄毛が気になり始めた男性
シャンプーやトリートメントを試しても効果が出ず
洗い方そのものを見直したいと思っている

というように、

できるだけリアルな
ターゲットを描くことで

その人に響くタイトルや説明文
サムネイルが自然と生まれてくるものです

今からでも遅くありません

まずは
すでに公開している動画も

・タイトルの見直し
・説明文の充実
・サムネイルの再作成

この3つを見直すだけで
検索順位や再生回数に変化が出てきます

ぜひ、試してみてくださいね！

今回も最後まで
お読みいただき感謝！